今年の4月で、ダンスを始めて30年目となり、私も結構な「いい歳」となってまいりました。若手と呼ばれた頃はずいぶん昔の話…。
今ではベテラン選手と呼ばれるどころか、
「まだやってるのか?」とか
「むしろ、やめないでくれ!」と好き勝手に言われております。
さて、これだけの経験を積むと少し分かってきたことがあります。
それはセンスと才能の違いです。
センスとは経験によって磨かれるもの。たとえセンスのない人でも、繰り返すことでセンスは磨かれます。
才能とはもって生まれた能力のこと。人によって差はあるものの、特に子供たちは才能の塊です。
今まで、自分にダンスの才能はあまりないと思っておりました。
しかし、「めげない・あきらめない・打たれ強い」という才能は備わっていたようです。
その才能のおかげで、ここまでダンスを続けることができました。そしてダンスという職業でご飯も食べられるようになりました。
ダンスの才能は乏しくても、ダンスのセンスを磨くことはできるようです。
今からでも遅くないです。ゆっくりでもよいです。繰り返して続けてください。
きっと、あなたにもセンスを磨くための才能が備わっているはずです。
ダンスを愛するあなたなら、必ず「ダンス愛」という才能がセンスを磨いてくれるはずです。
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